十戒(20章)
聖書の箇所は、20章1節から21節です。
20章は、神の律法(モーセ律法)が記されています。
モーセの律法は613からなり、十戒は、その最初に記されています。
シナイ山の手前で、神(主)がイスラエルの民と結ぼうとされる契約は、これまでのノアやアブラハム、イサク、ヤコブに対してなされた神に一方的な約束とは異なり、合意に基づく双務的な契約です。
それは、19章5節「今、もしわたしの声に聞き従いわたしの契約を守るならばあなたたちはすべての民の間にあってわたしの宝となる。世界はすべてわたしのものである。」、6節「あなたたちは、わたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。」です。
主は、ご自分の言葉に聞き従い、契約を守るなら、イスラエルは「主の宝」「祭司の王国」「聖なる国民」となると約束されているのです。
8節で民は、「民は皆、一斉に答えて、「わたしたちは、主が語られたことをすべて、行います」と言った。」となっています。
イスラエルの民を選民と言います。
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