聖書のよもやま話(16)
第十六回目は、<神話><物質の悪化と無秩序化の法則><受肉の意味><イエス・キリストのすごい言葉>です。
<神話>
神話をネットで調べると、「人類が認識する自然物や自然現象、または民族や文化・文明などさまざまな事象を、世界が始まった時代における神など超自然的・形而上的な存在や文化英雄などとむすびつけた一回限りの出来事として説明する物語であり、諸事象の起源や存在理由を語る説話でもある。このような性質から、神話が述べる出来事などは、不可侵であり規範として従わなければならないものとして意義づけられている。」とありました。
我々人類は、歴史の営みの中で膨大な神話を生み出しました。
種々雑多な根源が混ざり合って、すなわち、真実の歴史や寓話や祭儀や人間が物語の中で感じる喜びなどが混ざり合って、そこから生み出されたと思うのです。
ですから、神話は全くの創作でもなく、真実も込められています。
世界中には、無数の宗教が存在しますが、そういう神話の性質から見て当然のことでしょう。もちろん、この人類を含む宇宙は、人間にとって想像を絶する存在で、未知であり、神秘ですから、神話が生まれるのは当然ともいえます。
わたしは聖書(旧約聖書の創世記)の神を信じるのですが、そこには、この宇宙、天地万物の創造とか悪魔と神との両方の超自然的な源も神話として生み出され記されています。
最近のコメント