オバデヤ書前置き(オバデヤ書を読む)
オバデヤ書は、たった一章しかない短い書物で、内容的は一貫してエドムの民に下された神の裁きを語っています。
エドムの民はイスラエルから分離した民で、両者は血族関係にあったのですが、互いに絶えず抗争を繰返していました。
内容は、エドムの運命に関する神の告知とエドムの滅亡の理由、そして、神の審判の日がエドムの民だけでなく,すべての異邦の民にも近づいていること,また新しいイスラエルの回復が宣言されています。
「オバデヤ」という名は、「主のしもべ」であるとか「主の礼拝者」という意味だと言うことです。
すべての預言者が主に幻を見せられて語っているわけではないのですが、オバデヤは主に幻を見せられてそのまま語っているのです。
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