前置き(エゼキエル書を読む)
エゼキエルは、バビロン捕囚でダニエルと共に捕囚先で活躍した四人の若者の一人です。
エゼキエルの名前の意味ですが、エルは神という意味で、エゼキエルは「神は励ます」あるいは「神によって励まされた」という意味だそうです。
エゼキエルが神に召されたのは、エゼキエル書 1章1節に「第三十年の四月五日のことである。わたしはケバル川の河畔に住んでいた捕囚の人々の間にいたが、そのとき天が開かれ、わたしは神の顕現に接した。」とあります。
「第三十年」の意味については、注解書では「エゼキエルの年齢」だとされています。
そういえば、イエスも30歳で公生涯に入られました。
エゼキエルも30歳で召命を受けたとすれば、30歳は、エルサレムでは正規の意味で祭司としての働きが出来る年齢と言うことでしょうか。
エゼキエルは紀元前593から預言者としての活動を始めましたが、それはバビロンに連行されて4年後です。
その年は1章2節から3節によると、エホヤキンが捕囚となって連れて行かれてから5年目でした。そしてエゼキエルの活動は紀元前571年まで続きます。(エゼ29:17)
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