主の来臨の約束(3章)
聖書の箇所は、ペトロの手紙二3章1節から18節です。
著者は、ペトロの名で「異端」の教えに対する警戒を使徒の遺訓として述べた後、本来の「キリスト来臨」の確認に戻ります。
著者にとって、異端の教師たちの堕落の原因は、彼らがキリスト来臨の信仰と待望を捨てたところにあるとし、来臨待望のゆるみと倫理的放縦は表裏一体と見ているのでしょう。
ここの主題は9節の「主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。」ということでしょう。
●1節.愛する人たち、わたしはあなたがたに二度目の手紙を書いていますが、それは、これらの手紙によってあなたがたの記憶を呼び起こして、純真な心を奮い立たせたいからです。
●2節.聖なる預言者たちがかつて語った言葉と、あなたがたの使徒たちが伝えた、主であり救い主である方の掟を思い出してもらうためです。
著者は、手紙の読者が「ペトロの手紙一」を知っていることを前提にして、ペトロの名で二度目の書簡を書いていると思います。
この二つの手紙の目的は、この手紙によって、異端の偽教師たちに惑わされているあなたたちを、「記憶を呼び起こして、純真な心を奮い立たせた」せて、「(旧約の)聖なる預言者たちがかつて語った言葉と、あなたがたの使徒たちが伝えた、主であり救い主である方の掟を思い出してもらうため」であると明記しています。


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