忍耐と祈り(5章)
聖書の箇所は、ヤコブの手紙5章7節から20節です。
●7節.兄弟たち、主が来られるときまで忍耐しなさい。農夫は、秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、大地の尊い実りを待つのです。
●8節.あなたがたも忍耐しなさい。心を固く保ちなさい。主が来られる時が迫っているからです。
最後にヤコブは、主の再臨が迫っているとし、それまで忍耐するように励まします。
ヤコブはそれを「秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、大地の尊い実りを待つのです。」と表現し、農夫を引き合いに出して、農夫はみなそうして「大地の尊い実りを」待っているのだから、「あなたがたも忍耐しなさい」と説きます。
なお、解説によると、イスラエルの農業は、日本と違い地中海性気候ですから、雨は貴重な資源で、「秋の雨」というのは、11月ごろの雨のことを言い、その後に農夫は種を蒔くそうです。
最近のコメント