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カテゴリー「フィレモンへの手紙を読む」の記事

2019年10月 5日 (土)

前置き(フィレモンへの手紙

このパウロの手紙は、ほかの手紙と違って個人フィレモン(とその家の教会)あてに書かれていて、内容も一人の奴隷の扱いについての依頼です。

 

宛先には「あなたの家にある教会(エクレーシア」とありますが、内容はフィレモン個人に対する語りかけです。

 

ということは、フィレモンはコロサイで、家の集会を持っていたということでしょう。

 

パウロはこの手紙を獄中から書き送っています。

 

投獄の場所は、フィリピ書が書かれたエフェソの獄中ではないかとされています。

 

 

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挨拶(1章)

聖書の箇所は、フィレモンへの手紙1節から3節です。

 

●1節.キリスト・イエスの囚人パウロと兄弟テモテから、わたしたちの愛する協力者フィレモン、

 

パウロは、手紙の挨拶で、自分をローマの囚人でなく「キリスト・イエスの囚人」と呼んでいます。

 

パウロが自分のことをこのように呼んでいるのは、今パウロはキリストの福音のために牢獄に繋がれているので、その状況を意識してこのように表現しているのでしょう。

 

すなわち、キリスト・イエスに仕えることが原因で投獄された者、キリスト・イエスのために獄舎の苦しみを受けている者という気持ちが込められているのでしょう。

 

 

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フィレモンの愛と信仰(4章)

聖書の箇所は、フィレモンへの手紙4節から7節です。

 

●4節.わたしは、祈りの度に、あなたのことを思い起こして、いつもわたしの神に感謝しています。

 

●5節.というのは、主イエスに対するあなたの信仰と、聖なる者たち一同に対するあなたの愛とについて聞いているからです。
古代の手紙の通例に従い、挨拶の後に相手についての感謝とか祈りの言葉が来ています。

 

4節の「あなたのこと」は、もちろん、フィレモンのことで、フィレモンの「主イエスに対するあなたの信仰と、聖なる者たち(キリストに属する者)一同に対するあなたの愛」の働きについて、それを与えてくださった「神に感謝」を捧げる、ということでしょう。

 

 

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2019年10月 7日 (月)

パウロ、オネシモのために執り成す。(8節)

聖書の箇所は、フィレモンへの手紙8節から22節です。

 

●8節.それで、わたしは、あなたのなすべきことを、キリストの名によって遠慮なく命じてもよいのですが、

 

ここからがこの手紙の本題でしょう。

 

まず、パウロはキリストの使徒として「キリストの名によって」フィレモンに命じてもよい立場であることを明らかにします。

 

そうすると、同じキリストに属する者として、願いを退けることは、使徒としての権威による命令に背く以上に、しにくいことになりますが、ことを大げさにしたくはなかったのでしょう。

 

●9節.むしろ愛に訴えてお願いします、年老いて、今はまた、キリスト・イエスの囚人となっている、このパウロが。
パウロは、使徒として「命じる」のではなく、「愛に訴えてお願い」しています。

 

 

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結びの言葉

聖書の箇所は、フィレモンへの手紙23節から25節です。

 

●23節.キリスト・イエスのゆえにわたしと共に捕らわれている、エパフラスがよろしくと言っています。

 

●24節.わたしの協力者たち、マルコ、アリスタルコ、デマス、ルカからもよろしくとのことです。

 

●25節.主イエス・キリストの恵みが、あなたがたの霊と共にあるように。

 

この手紙の結びの挨拶ですが、最初にエパフラスからの挨拶が入ります(23節)。

 

 

 

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