前置き(テサロニケの信徒への手紙一
この手紙は、真正が問題となっていないパウロ七書簡の一つです。
ローマ書、コリント書ⅠとⅡ、ガラテヤ書、フィリピ書、テサロニケ書Ⅰ、フィレモン書に入っています。
テサロニケ書二は、パウロ以外の人物(パウロの協力者とか後継者)がパウロの名を用いて書いた書簡であると見られています。
テサロニケはマケドニアに栄えた古代有数の大都市で、ローマ時代を通してマケドニア州の首都でした。
現在のテッサロニキ(英名サロニカ)がそれであると言うことです。
テサロニケは大都会であって、多くのユダヤ人が居住していましたので、ユダヤ人の会堂がありました。
パウロはユダヤ人の会堂に入り、メシアは苦しみを受け、 死者の中から復活するように定められていること、十字架につけられたイエスがそのメシアであることを宣べ伝えます。
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