結びの言葉(5章)
聖書の箇所は、テサロニケの信徒への手紙一5章12節から28節です。
パウロは、キリスト再臨の際には、キリストに結ばれた者は裁きを受けないで救いに与るとし、「兄弟たち、あなたがたは暗闇の中にいるのではありません。
ですから、主の日が、盗人のように突然あなたがたを襲うことはないのです。」と言っています。
キリストの結ばれた者は、神の怒りを見ることなく、天に引き上げられる約束が与えられているのですが、それまでの間、この地上において、どのような生き方をしていけばよいのかを、パウロは12節から書いています。
●12節.兄弟たち、あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主に結ばれた者として導き戒めている人々を重んじ、
●13節.また、そのように働いてくれるのですから、愛をもって心から尊敬しなさい。互いに平和に過ごしなさい。
聖書の中における「平和」とは、わたしたちが考える平和とは異なります。
わたしたちが考える平和は、自分の暮らし向きのことで、その場かぎりの平穏を平和だと言っているのだと思います。
しかし、聖書が与える平和はそのようなものではないのです。
最近のコメント