結びの言葉(4章)
聖書の箇所は、コロサイの信徒への手紙4章7節から4章18節です。
ここの手紙の結びの挨拶を読むと、この手紙がパウロ本人によって書かれたと思えますね。
しかし、最近の調査では、この手紙はパウロ名によるパウロの後継者の書簡とされていますので、そのつもりで書きました。
この手紙の著者は、コロサイの危険な状況に対処するために、自分たち(パウロ系共同体)の間でキリストの使徒としての権威が確立しているパウロの名によって、すなわちパウロの名代としてこの文書を書きました。したがって、著者はパウロの手紙の形式を踏襲しています。
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