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カテゴリー「心に残る聖書の言葉」の記事

2013年7月 1日 (月)

心に潜む善と悪

ローマの信徒への手紙7章18から21節

●18節.わたしは、自分の内には、つまりわたしの肉には、善が住んでいないことを知っています。善をなそうという意志はありますが、それを実行できないからです。

●19節.わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。

●20節.もし、わたしが望まないことをしているとすれば、それをしているのは、もはやわたしではなく、わたしの中に住んでいる罪なのです。

●21節.それで、善をなそうと思う自分には、いつも悪が付きまとっているという法則に気づきます。

この聖句を読んでいると、パウロと言う人が本当に身近に感じます。まことに人の心の中の働きを的確にとらえていると思うのです。

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2013年7月 2日 (火)

わたしの恵みはあなたに十分である

コリントの信徒への手紙第二12章7節から9節を読みます。

●7節.また、あの啓示された事があまりにもすばらしいからです。それで、そのために思い上がることのないようにと、わたしの身に一つのとげが与えられました。それは、思い上がらないように、わたしを痛めつけるために、サタンから送られた使いです。

●8節.この使いについて、離れ去らせてくださるように、わたしは三度主に願いました。

●9節.すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。

使徒パウロは、神様から多くの霊的な恵みをいただきました。パウロは、そのことに感謝し、思いあがらないようにと自分を戒めています。

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2013年7月 4日 (木)

高ぶりの戒め

聖句
コリント信徒への手紙第一8章1節から2節
●1節.・・「我々は皆、知識を持っている」ということは確かです。ただ、知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げる。

●2節.自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです。

人の思い込みには間違った思い込みが多い。時に、自分の思い込みに気が付き間違っていると分かれば恥ずかしくなります。

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本当に恐れること

マタイの福音書10章28節

●28節.体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

もちろん、この聖句はわたしたちの命はこの世だけではなく来世も生きることを前提に語っています。

そして、来世で生きる命の姿が本当の命の姿だと言っていると思います。

この命は神から戴いたもので、死ぬも生きるも神様次第。命を取り上げることができるのは神様のみと言えます。
その命をつかさどる方のみがその人を本当の意味で殺すごとができるのでしょう。

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2013年7月 6日 (土)

忍耐は練達を、練達は希望を生む

ローマの信徒への手紙5章3節から5節

●3節.そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、

●4節.忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。

●5節.希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。

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2013年7月 8日 (月)

人を裁くな

ルカの福音書6章37節

●37節.「人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。人を罪人だと決めるな。そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。

この聖句の背景には、わたしたちは目的があって神によって作られた者であるということを認識する必要があると思います。

だからいまわたしたちが持っているものすべては、創造の目的の中で必要があって神様から与えられたものであるということです。

しかし、わたしたちは決してロボットではなく、自由意志を与えられていますから、創造主である神様は、その中でわたしたちがどのように生きていくかを見ておられるということでしょう。

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2013年7月 9日 (火)

敵を愛しなさい

マタイの福音書5章43節から45節

●43節.「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。

●44節.しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。

●45節.あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。

イエスは言われる。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさいと。

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2013年7月10日 (水)

右の頬を打つなら、左の頬を

マタイの福音書5章38節から40節

●38節.「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。

●39節.しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。

●40節.あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせなさい。

「だれかがあなたの右の頬を打つなら」ですから、相手方は手の甲で自分の右頬を打ったことになります。

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2013年7月11日 (木)

この世に不要なものは一つもない

コリント信徒への手紙第一12章21節から26節

●21節.目が手に向かって「お前は要らない」とは言えず、また、頭が足に向かって「お前たちは要らない」とも言えません。

●22節.それどころか、体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです。

●23節.わたしたちは、体の中でほかよりも恰好が悪いと思われる部分を覆って、もっと恰好よくしようとし、見苦しい部分をもっと見栄えよくしようとします。

●24節.見栄えのよい部分には、そうする必要はありません。神は、見劣りのする部分をいっそう引き立たせて、体を組み立てられました。

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2013年7月13日 (土)

時を支配する者

コヘレトの言葉3章

●1節.「何事にも時があり/天の下の出来事にはすべて定められた時がある。」

わが人生を振り返ってみて、つくづく思うのは、人生には何事も時があると言うことです。

それはどのような時かといえば、働く時、休む時。健やかな時、病む時、得る時、失う時。出会いと別れの時、愛する時、憎む時、笑う時、悲しむ時、そして、生まれる時があり死ぬ時です。

そういう時の流れの中で、色々な人生模様が描かれます。

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