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カテゴリー「心に残る聖書の言葉」の記事

2017年8月16日 (水)

わたしたちは待っています

フィリピの信徒への手紙3章20節を読みます。

●20節.しかし、わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています。 

キリストの民の本籍は天国にあります。この地上の歴史にあるのではないのです。来世という未来にあるのです。 

そしてその天国とは、どこか遠い空のかなたという空間とか場所を示すのではなく、終わりの日、つまり、この地上から始まっている人類救済の歴史の終わり、その歴史が完成する終末という時間の流れの終わりに到来するのです。

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2017年8月15日 (火)

御子はその体である教会の頭

コロサイの信徒への手紙1章18節を読みます。
●18節.また、御子はその体である教会の頭です。御子は初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです。

これはパウロの言葉ですが、パウロはキリストの集会の構成員一人ひとりに与えられる聖霊の賜物を正しく用いるように勧めると同時に、第一コリント12章14節で「体は、一つの部分ではなく、多くの部分から成っています。」と言っています。

キリストの民の集会(エクレシア)をわたしたちの体に喩えて、エクレシアの構成員、つまり、体の各部分(手とか足など)は、ほかの部分を必要とするように、信徒はお互いに高ぶることなく助け合って、そこに聖霊が住む神の宮であるエクレシアを建て上げるようにと言っているのです。

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2017年8月12日 (土)

死者の中から復活

ローマの信徒への手紙8章11節を読みます。
●11節.もし、イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。 

イエスを復活させた御霊と同じ御霊が、「あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださる」というのです。」

パウロは確信を持ってそのように言っています。それも命をかけていっているのです。すごい自信です。

このような途方もない確信は何を根拠にしているのでしょうか。

それはまず神の約束です。 

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2017年8月10日 (木)

福音は愛の言葉

ローマの信徒への手紙5章8節を読みます。
●8節.しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。

人はその生涯で成し遂げた働きによって評価されます。偉大なことを成し遂げた人は偉人とか英雄としてその誕生が記念され賛美されます。

イエスもその生涯で大きな働きをされました。イエスがわたしたち人間と違うところは、その死が万民の救いであるからです。

イエスの十字架の死が「キリストがわたしたちのために死なれた死」であるからです。

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2017年8月 9日 (水)

あなたがたも生きることになる

ヨハネの福音書14章19節を読みます。
●19節.しばらくすると、世はもうわたしを見なくなるが、あなたがたはわたしを見る。わたしが生きているので、あなたがたも生きることになる。

このイエスの言葉は、十字架につけられる前の晩に弟子たちに語られた言葉です。

「生きるようになる」ですから未来形です。

この言葉の前に語られた「わたしが生きているので」という条件のもとでの答えです。

イエスが「わたしが生きるので」と言われた命は、期限付きの死に定められた命とは別種の命、死を超えて生きる命、復活の命、永遠の命のことなのです。

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2017年8月 7日 (月)

外なる人と内なる人

コリントの信徒への手紙第二4章16節を読みます。
●16節、だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。

内なる人とか外なる人という言葉に興味を持ったので、調べてみました。

もちろん、この聖句の言葉には、前提として、誰でもキリストにあって生きるならば、があるのでしょう。

「わたしたちは落胆しません」ですが、それは「衰えていく」にかかっているのでしょう。

なぜなら、「日々新たにされ」ていくからということでしょう。

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2017年8月 5日 (土)

キリストの民が信じる神

ペトロの手紙第一 1章21節を読みます。
●21節.あなたがたは、キリストを死者の中から復活させて栄光をお与えになった神を、キリストによって信じています。従って、あなたがたの信仰と希望とは神にかかっているのです。

キリストの民が信じる神は、イエスを死者の中から復活させて全人類の救い主としての栄光を与え、キリストとされた神です。

この神を賛美しているのは、クリスチャンと言われる世界の一部の人々、今生きている人だけで三分の一程度ですから、既に亡くなった人々を含めればもっと多くの人々がまだキリストを知りません。

キリストの働きがすべの人に及ばないのは、キリストがまだ告知されていないか、告知されていても拒否している人がいるからと言えます。

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2017年8月 3日 (木)

教会はキリストの体

エフェソの信徒への手紙1章23節を読みます。
●23節.教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。

聖書の神は、昔アブラハムを選び、その子孫をご自分の民イスラエルとして、その中に働かれたように、今はキリストによって救いの業を成し遂げ、キリストを告知する福音によってキリストを信じる民を世界の諸民族の中から招いてご自分の民としておられます

新約聖書はその民の集まりを「エクレシア」と呼んでいます。

エクレシアは終わりの日に地上に創造された神の民の集まりのことです。

ここで「教会」と訳されている言葉は、「エクレシア」のことですから、いまキリストの民が集っている制度的教会とはちょっと意味が違います。

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2017年8月 1日 (火)

神の力

ローマの信徒への手紙1章16節を読みます。
●16節.わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。

この聖句は、使徒パウロの福音とは何かという問いに対する答えです。

一言でいえば、福音とは神の力だと言っています。

キリストの福音は、キリストの出来事を世界に告知する言葉ですが、その内容は、キリストとしてのイエスの出来事です。

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2017年7月30日 (日)

霊の法則、罪と死の法則

ローマの信徒への手紙8章2節を読みます。
●2節.キリスト・イエスによって命をもたらす霊の法則が、罪と死との法則からあなたを解放したからです。

キリスト教の教える救いとはわたしたちを罪の支配から解放して自由にすることです。

そして、福音とはその罪の支配(神から遠ざけようとする力)からわたしたちを救いだし解放する神の力である働きを告知する言葉でしょう。

神は、福音によってご自分の民を「罪と死の支配力」から解放されたのは、人間との交わりを復活させてその者に永遠の命を得させるためでした。

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