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2025年6月の記事

2025年6月 4日 (水)

救いの御業(3)(おじさんの聖書)

救いの御業(3)(おじさんの聖書)
わたしは、救いについて、「ほぼ全員救済」を信じる者ですが、それに関係する聖書箇所を記してみました。長いので、二つに分けます。
とんでもない間違いをしているかもわかりませんが、私はこれからも「ほぼ全員救済」を信じて祈っていきたいと思います。

 

わたしは聖書のみ言葉を信じるうえで、多くの矛盾に突きあたりました。
その多くの矛盾をわたしの中で解決するのが、救いにつき「ほぼ全員救済」でした。

 

わたしはこの「ほぼ全員救済」が、神様の真意だと確信しています。わたしの信仰の根幹と言えます。
もちろん、ほぼ全員救済ということは、救いについてセカンドチャンスがあるということです。

 

 

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2025年6月 3日 (火)

救いの御業(2)(おじさんの聖書)

救いの御業(2)(おじさんの聖書)
死後に救いのチャンスがあると思われることが書かれた聖書個所ですが、

 

●ペトロの手紙一3章19節には、キリストは十字架死以降復活までの間、「そして、霊においてキリストは、捕らわれていた霊たちのところへ行って宣教されました。」とあります。

 

ここで言っている十字架死以降にキリストが行かれた場所は、「陰府」です。
キリストはそのときに過去・現在・未来のまだキリストを受け入れていない死者のところに行かれて宣教されたものと考えます。

 

「捕らわれていた霊」には、キリストを受け入れなくて死んだ霊すべてが含まれると考えます。
十字架死から復活までわずか三日の間ですが、その間に多くの死者に福音を伝える時間はないと言われますが、霊界の時間は永遠です。
この地上世界の時間では測れません。

 

 

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救いの御業(1)(おじさんの聖書)

救いの御業(1)(おじさんの聖書)
キリストは神の子であり、父なる神はわが子キリストを地上に送り人間の手によって十字架で殺されるのを許されました。
それは、全人類の罪を贖うための生贄としての主の御業だとキリスト教は教えます。

 

そしてキリスト教は、われわれ人間は、アダム以降神から離れて自己中心の道を歩む現実を罪だと教え、人間の死後の行き先は罪の中にある限り地獄(永遠の死と同義)だと教え、永遠の命を得て天国に行くためにはこの地上にいる間にキリストを受け入れる必要があると教えます。永遠の命などいらないという方もいますが、人間はもともと神のもとで、新しい人間に再創造され永遠に生きるように作られていて、それが最も幸せなのです。

 

 

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2025年6月 1日 (日)

エゼキエル戦争(3)(エゼキエル書39章)

引き続きエゼキエル書39章4節から22節です。
●4節.お前とそのすべての軍隊も、共にいる民も、イスラエルの山の上で倒れる。わたしはお前をあらゆる種類の猛禽と野の獣の餌食として与える。
●5節.お前は野の上に倒れる。まことにわたしがこれを語った、と主なる神は言われる。
●6節.わたしは、火をマゴグと海岸地方に安らかに住む者たちに送る。そのとき、彼らはわたしが主であることを知るようになる。

 

ゴグとその軍勢の戦いの犠牲は、神が用意した犠牲の食事となり、その祝宴を行うためにその地の鳥や獣に呼びかけます。(エゼキエル書39章17から20節)

 

●17節.人の子よ、主なる神はこう言われる。あらゆる種類の猛禽と、あらゆる種類の野の獣に語りなさい。お前たちは集まれ。来て、わたしがお前たちのために屠ったわたしの犠牲に向かい周囲から集まれ。それはイスラエルの山々の上での大いなる犠牲である。お前たちはその肉を食らい、その血を飲め。
●18節.勇士たちの肉を食らい、国の支配者たちの血を飲め。それは雄羊、小羊、雄山羊、雄牛であり、みなバシャンの肥えた動物たちである。
●19節.お前たちは、わたしがお前たちのために屠った犠牲から、飽きるまで脂肪を食べ、酔うまで血を飲むがよい。
●20節.お前たちはわたしの食卓で、馬や騎兵、勇士やすべての兵士たちの肉を飽きるまで食べる、と主なる神は言われる。
そして、このゴクの滅びは、諸国民の民に対して神の栄光を証言するものとなります。(エゼキエル書39章21から22節)
●21節.わたしは国々の間にわが栄光を現し、国々はすべてわたしの行う裁きと、彼らの上に置くわたしの手を見る。
●22節.その日から後、イスラエルの家はわたしが彼らの神、主であることを知るようになる。

 

世界の終わりに起こるべきことは、人類最後の戦争であるエゼキエル戦争です。
簡単に言えばロシアを中心に多くの連合国がイスラエルを攻撃するとされている戦争です。

 

この戦いの目的は、諸国の民の前ですから、多くの国々の民が見ている前で、全世界に対してご自身の存在とこの地上における創造主としての主権性を究極的な形で明確にするための神の民イスラエルを襲う反キリストに対する裁きの戦いであり、反面、諸国の民を救いに導く最終的なチャンスとなるのでしょう。

 

ゴグとマゴクに戦いを挑まれたイスラエルは、四方八方から攻撃され絶体絶命の窮地に追い込まれます。
そこで、神は我が民イスラエルを勝利に導くのです。(1から16節)
それも軍事的に勝利するのではなく神の奇跡によって勝利に導びかれるのです。

 

イスラエルを攻めるゴグとマゴクの連合軍を神が滅ぼす手段は、天変地異、すなわち、大地震、豪雨、硫黄です。(エゼキエル書38章18節から20節)

 

この地震によって、20節「海の魚、空の鳥、野の獣、地面を這うすべてのもの、地上のすべての人間は、わたしの前で震え上がり、山々はくつがえり、崖は落ち、すべての城壁は地に倒れる。」と、地上のすべての人間は、わたしの前で震え上がり、とありますから、想像を絶する地震です。

 

こうして、神の介入によってゴグの連合国は壊滅します。(38章21節から22節)
これらは全世界の人々の目の前で奇跡の形で行われますから、誰の目にも明らかに神の御業だとわかります。

 

こうして神は、ご自分の存在と主権を明確にされます。それが、神がこの戦争を許される最大の目的と言えます。
天変地異によってイスラエルを攻める反キリストの連合国は敗北します。

 

ゴクとマゴクの軍勢の敗戦の遺物は、19節に「お前たちは、わたしがお前たちのために屠った犠牲から、飽きるまで脂肪を食べ、酔うまで血を飲むがよい。」とあるように、敗れたゴクの遺物が神が用意した犠牲の食事となり、その祝宴を行うためにその地の「猛禽と、あらゆる種類の野の獣に」呼びかけます。(39章17節から20節)

 

この劇的なゴグの敗戦は、諸国民に対して神の栄光を証言するものとなります。(39章21節から22節)
なお、エゼキエル書の該当箇所の逐条解釈は、投稿文カテゴリー「エゼキエル書を読む」を参考にしてください。

 

ヨハネの黙示録20章8節に「地上の四方にいる諸国の民、ゴグとマゴグを惑わそうとして出て行き、彼らを集めて戦わせようとする。」とあるように、解き放たれたサタンがゴグとマゴグを惑わして召集したように記されていますが、エゼキエル書38章4節には、「わたしはお前を立ち帰らせ、お前の顎に鉤をかけて、お前とその全軍、馬と騎兵を連れ出す。彼らは皆完全に武装した大集団で、大盾と小盾を持ち、皆剣を持っている。」と、神がゴグの全軍団を召集したことになっています。

 

こうしてみると、エゼキエル書38章は神がゴグの全軍団を召集したことになっていますが、黙示録ではそれはサタンのようですから違います。

 

しかし、サタンは神の許しがなければ何もできませんから、神はサタンの思惑を許されたということでしょうから神が招集されたのと変わりがありません。

 

神はゴグに戦いを仕掛けさせていますが、エゼキエル書38章21節では「わたしはすべての山の上で、ゴグに向かって剣を呼び寄せる、と主なる神は言われる。人はおのおの、剣をその兄弟に向ける。」とあるように、神はゴグの軍団を内輪で殺し合いをさせます。これも神が反キリストであるゴグに対しての裁きなのでしょう。

 

最終的にイスラエルの都エルサレムは、ゴグとマゴグの連合軍に取り囲まれますが、その時、天から火が降って来て彼らは焼き尽くされ救われます。

 

そしてゴグとマゴグを惑わしたサタンは反キリストと偽預言者と共に火の池に投げ込まれます。(ヨハネの黙示録20章10節)

 

最後に、イスラエルを侵略するゴグとマゴグと諸国連合の参加国ですが、わかりにくいので調べてみました。
聖書箇所は、エゼキエル書38章1節から6節です。

 

マゴグの地ゴグ、すなわちメシェクとトバル、同総首長ゴグ、ペルシア、プト、クシュ、ゴメル、ペト・トガルマという国名が挙がっています。
この国名は当時の呼び方ですから、現在ではどの国に該当するかを調べました。

 

・マゴグの地は、ロシア南部、または中央アジアの国々(カザフスタン、タジギスタン、アフガニスタン、ウクライナ等)
・ゴグはヘブライ語で「山」、訳は総首長とかロシュです。
・ロシュは、黒海とカスピ海より北側の地域でロシア北部またはロシアを指すとされています。
・メシェク、トバル、マゴグはノアの息子ヤフェトの子孫です(創世記10章2節)。メシェクとトバルは小アジアにあり、ロシア南部、現トルコの北東地域(イランとトルコの一部、またはトルコ)ではとされています。
メシェクはモスクワの語源で、ロシアへ進出した人々を指し、トバルはトボリスクの語源で、シベリアへ進出した人々を指すとされています。
・マゴグの意味は「ゴグの地」でその場所は黒海とカスピ海周辺のコーカサス地方とウクライナ、その東方のジョージア、~スタンと付いている旧ソ連南部の国々を指すと考えられているそうです。
なお、マゴグは地中海とヨーロッパに進出したスキタイ人(遊牧騎馬民族)であると言われています。
・プト・・ソマリヤ(ソマリランド)、またはリビア

 

ということで、ゴグは、ロシア、シベリア、地中海・黒海・カスピ海の周辺、旧ソ連の地域で最高位に着く者であるとし、ペルシャ(現在のイラン)、
クシュ(エチオピア又はスーダン)、プト(リビア)、ゴメル、ベテ・トガルマを連合軍として従えます。
・ゴメルは、ドイツ、またはトルコ。ヤペテの子孫でアシュケナズ、リファテ、トガルマの父であり、トルコあたりから後にドイツに移住した人々であるとされています。
・ベテ・トガルマは、アルメニアとトルコあたりから北の果てに移動したと推測されています。

 

ちょっと、ややこしいのですが、この中で確実にエゼキエル戦争に参加するのは、イラン、ロシア、トルコです。

 

しかし、エゼキエル書39章17節は今までの流れと違い、改めて「人の子よ、」という見出しで始まりますが、場面が変わったのでしょうか。

 

17節以降もゴグとマゴグの戦いの一部と解釈して良いのでしょうか。
エゼキエル書39章17節から29節を、イスラエルの民族的回復のプロセスが始まることを預言したものとして、ハルマゲドン(ヨハネの黙示録16章16節)の戦いの預言であると解釈されている研究者の方もおられるようです。

 

エゼキエル戦争(2)(エゼキエル書38章と39章)

<エゼキエル書の該当箇所>
エゼキエル書38章と39章のゴグの戦いの預言は、ヨハネの黙示録20章7節から10節で預言された「千年王国」の最後の時に起こる神のゴグとマゴクとの戦いを参考に書きます。

 

さて、千年間のキリスト支配後、すなわち、ヨハネの黙示録20章7節から10節の「千年王国」の終わりの頃に千年の間幽閉されていたサタンが解き放たれます。

 

サタンは神に反逆するために、地の四方にある諸国の民、すなわちゴグとマゴク(反キリスト)を惑わし、イスラエルとの戦いに備える(ヨハネの黙示録20章8節、上記)ということになります。

 

 

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