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2025年4月の記事

2025年4月25日 (金)

この世界が終わるとき(1)

1805.この世界が終わるとき(1)(おじさんの聖書)
終わりの日は、使徒言行録2章の聖霊降臨によって始まりました。
使徒言行録2章15節のペトロの言葉「今は朝の九時ですから、この人たちは、あなた方が考えているように、酒に酔っているのではありません。そうではなく、これこそ預言者ヨエルを通して言われていたことなのです。」とあるからです。
なお、ヨエル書3章の聖霊降臨は、使徒言行録2章の聖霊降臨と同じです。

 

<終わりの日の始まり>
五旬節の日が来て、一同が一つになって集まっているところに、聖霊が降臨しました。(使徒言行録2章)
「一同」とは使徒言行録1章15節にあるように、120名ほどのイエスの弟子(兄弟)たちです。

 

彼ら一同は心を合わせて、祈りに専念していたとあります。
なお、この祈りには冠詞がついていますので、「主の祈り」(マタイによる福音書6章6-13、ルカによる福音書11章2-4)ではないかとされています。

 

 

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2025年4月 7日 (月)

古い契約と新しい契約(2)

1804.古い契約と新しい契約(2)(おじさんの聖書)
<全人類との新しい契約>
新しい契約(または新約)は神が全人類の罪を赦して、神と共に歩む人々と交わりを回復するという神と人間との約束です。
イエス.キリストが新しい契約の仲介者です。そして十字架上でのキリストの死と復活がこの約束が成就した証です。

 

<罪の赦しと救い>
神が全イスラエルの残りの者と終わりの日のその日に結ばれる「新しい契約」は、31章34節の後半の言葉では、「わたしは彼らの悪を赦し、再び彼らの罪に心を留めることはない。」という「罪の赦し」と「救い」が語られているのです。

 

これこそが、神の憐れみによる徹底的な「赦し」であり、まさに神の「無条件の愛」の表れなのです。
その神の愛が「新しい契約」で、終わりの日のその日、おそらくキリスト地上再臨の前に全イスラエルの残りの者と実現するのです。

 

 

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古い契約と新しい契約(1)

1803.古い契約と新しい契約(1)(おじさんの聖書)
聖書箇所は、エレミヤ書31章31節「見よ、わたしがイスラエルの家、ユダの家と新しい契約を結ぶ日が来る、と主は言われる。」です。

 

<エレミヤ書の「古い契約」と「新しい契約」>
エレミヤ書31章の「古い契約」と「新しい契約」を考察してみたいと思います。
それは、イスラエルの民の救いが異邦人である我々の救いにつながるからです。

 

なお、エレミヤが預言する「新しい契約」は、終わりの日の「来るべき日」(31章33節)に結ばれるのですが、この「来るべき日」は、「見よ、」とか「見よ、その日が来る」という表現と同じで、終末預言を指すフレーズです。

 

神は、全イスラエルと「新しい契約」を結び、福音伝道で福音を受け入れなかったイスラエルの残りの者は、終わりの日のその日に「わたしの律法を彼らの胸の中に授け、彼らの心にそれを記す。」(31章33節)とあるように福音を聞く必要はなく一方的な神の働きにより救われることを預言しています。

 

 

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2025年4月 6日 (日)

宣教命令と福音

1802.宣教命令と福音(おじさんの聖書)
<すべての人にわが霊を注ぐ>
神は弟子たちに宣教命令を出すに際し、ヨエル書3章1節では、全イスラエルとか神を求める人だけでなく、「その後、わたしはすべての人にわが霊を注ぐ」と預言されています。(使徒言行録2章17節)

 

この預言は、人間の罪が極まり、最後の裁きの前に実現するのですから、最終的にすべての人に救われる機会をくださるのでしょう。
約2000年前の使徒言行録の時代に一部実現していますが、完成するのは、ヨエル書3章が預言するように終わりの日のキリスト地上再臨の直前だと思います。

 

約2000年前の使徒言行録の時代に一部実現していると書きましたが、それには、「主の名を呼び求める者は、皆救われる」とあるからです。

 

 

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2025年4月 1日 (火)

善い行いの勧め、結びの言葉(テトス3章)

<善い行いの勧め>
聖書の箇所は、テトスへの手紙3章1節から11節です。
パウロは、テトス2章では、「年老いた男、年老いた女、若い女、それから若い男、そして奴隷と、教会にいる人々の在り方について教えました。」

 

そして、テトス自身も若者なので、非難されることがないように「十分な権威をもってこれらのことを語り、勧め、戒めなさい。」と教えています。

 

ここ3章では、「支配者や権威者に服し、これに従う中で、すべての善い業を行う用意、すなわち、行うことができるのだという勧めです。

 

 

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健全な教え(テトス2章)

聖書の箇所は、テトスへの手紙2章1節から15節です。
異端の教えの次は健全な教えです。
テトスはパウロから、クレタ島の教会で長老たちを任命する仕事を任せられました。

 

長老は、教会の秩序を守るために必要なのですが、そのためには、神を恐れる長老が教会に立てられている必要があります。
教会の乱れは、教会内に「不従順な者、無益な話をする者、人を惑わす者」(1章10節)が多くいると指摘されています。

 

そうした乱れの背後には、クレタ島の住民に悪しき体質、すなわち、クレタの賢人が残した「クレタ人はいつもうそつき、悪い獣、怠惰な大食漢だ。」(1章12節)という言葉のような体質があったからでしょう。
そうした人々の中に、神を知っていると公言しながら行いは神を否定している者たちがいたということでしょう。

 

 

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