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2025年3月の記事

2025年3月 9日 (日)

挨拶、クレタでのテトスの仕事(テトス1章)

<挨拶>
聖書の箇所は、テトスへの手紙1章1節から4節です。
●1節.神の僕、イエス・キリストの使徒パウロから――わたしが使徒とされたのは、神に選ばれた人々の信仰を助け、彼らを信心に一致する真理の認識に導くためです。

 

当時の手紙は、このように書き手の名が最初に書かれて、書き手である自分が誰かを最初に言い表すのですね。そして、受け取る人の名を書くのです。

 

「神の僕」「イエス・キリストの使徒」とパウロは、初めに自分が何者かを言いあらわしています。
「神の僕」としてパウロに与えられた使命はキリストの福音を宣べ伝えることで、パウロはその使徒です。

 

 

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テトスへの手紙前置き

1798.前置き
テトスへの手紙は、パウロがクレタ島にいるテトスにあてた手紙です。
テトスは、 パウロの宣教によってキリスト信仰を持ち、パウロにとって信仰による自分の息子のような存在であったのでしょう。

 

テトスもテモテと同じように、パウロの宣教旅行に同行していますし、テモテと同じように、パウロの代理として教会に遣わされています。
テトスは新約聖書で13回その名が出てきますが、「使徒言行録」には彼の名は一度も出てきませんので、ルカとの関係で何かあったのでしょうか。

 

なお、テトスはギリシア人キリスト信仰者で、異邦人のキリスト信仰者でした。

 

 

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2025年3月 2日 (日)

個人的指示、結びの言葉(テモテ4章)

<個人的指示>
聖書の箇所は、テモテへの手紙二4章9節から18節です。
●9節.ぜひ、急いでわたしのところへ来てください。

 

パウロはテモテをローマで牢獄につながれている自分のもとに来てくれるように願っています。
後を託すテモテと手紙ではなく会って直接話したかったのでしょう。

 

次節を読むと、身近な弟子たちの中で去っていく者もあり寂しかったのでしょうか。

 

●10節.デマスはこの世を愛し、わたしを見捨ててテサロニケに行ってしまい、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマティアに行っているからです。

 

 

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終わりの時の人々の有様、最後の勧め(3節)

<終わりの時の人々の有様>
聖書の箇所は、テモテへの手紙二3章1節から9節。

 

パウロはローマで死刑判決を受けると、多くの同労者が離れてゆき、パウロが立ち上げた教会には、違った教えを言い広めている者たちがたくさん出てきます。

 

パウロはこのような状況の中で、愛弟子テモテに自分が去った後のキリスト信仰の戦いについてこの章で詳しく語っています。
●1節.しかし、終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。

 

「終わりの時」というのは、自分の死刑執行の時を指すのでしょうか。
いや、やはり、この世界が終わる日が来ることを指しているのでしょう。

 

 

 

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