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2024年7月の記事

2024年7月24日 (水)

ヤコブの祝福(創世記49章)

聖書の箇所は、創世記49章1節から28節です。
先にヨセフの二人の息子を養子として祝福したヤコブは、ここでは十二人の息子たちを呼び寄せて祝福しています。

 

ヤコブの祝福の特徴ですが、一つは、十二人の息子たちについて託宣(神の言葉を述べる)すると同時に彼らから誕生するイスラエルの十二部族(28節)の将来を預言しています。

 

その内容は1節にあるように「後の日」(終わりの日)に起こることです。
二つ目は、託宣の内容は、祝福だけではないということです。

 

7節には、「呪われよ」が、シメオンやレビの兄弟については使われています。
三つ目は、祝福は均等ではないし誕生順でもありません。

 

 

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2024年7月21日 (日)

ヤコブ、ヨセフの子らを祝福する(創世記48章)

聖書の箇所は、創世記48章1節から22節です。
ここでは、ヨセフの二人の息子である長男マナセと次男エフライムが、彼らはヤコブの孫であるにもかかわらず、息子と同じくやがてカナンでそれぞれの相続地が与えられることを保証します。のちにマナセとエフライムは、イスラエル12部族をそれぞれ構成するのです。

 

●1節.これらのことの後で、ヨセフに、「お父上が御病気です」との知らせが入ったので、ヨセフは二人の息子マナセとエフライムを連れて行った。
●2節.ある人がヤコブに、「御子息のヨセフさまが、ただいまお見えになりました」と知らせると、イスラエルは力を奮い起こして、寝台の上に座った。

 

 

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ヤコブの遺言(創世記47章)

聖書の箇所は創世記47章27節から31節です。
●27節.イスラエルは、エジプトの国、ゴシェンの地域に住み、そこに土地を得て、子を産み、大いに数を増した。
●28節.ヤコブは、エジプトの国で十七年生きた。ヤコブの生涯は百四十七年であった。

 

翻ってヤコブ(イスラエル)は、エジプトのゴシェンの地に定住します。
彼らはそこに所有地を得、多くの子を生み、非常にふえたとあります。

 

ヤコブがエジプトに来た年は130歳のときで、亡くなったのは、147歳でした(28節)。
ここはヤコブの遺言ですから、まだヤコブは生きているのですから、ヤコブがエジプトの地で生きた17年間に、「子を産み、大いに数を増した。」のです。
いま、ヤコブの生涯も終わろうとしています。

 

 

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2024年7月10日 (水)

ヨセフの政策(創世記47章)

聖書の箇所は創世記47章13節から26節です。
●13節.飢饉が極めて激しく、世界中に食糧がなくなった。エジプトの国でも、カナン地方でも、人々は飢饉のために苦しみあえいだ。

 

飢饉は「エジプトの国でも、カナン地方でも、」ますます激しくなり、人々は苦しみにあえぎます。
●14節.ヨセフは、エジプトの国とカナン地方の人々が穀物の代金として支払った銀をすべて集め、それをファラオの宮廷に納めた。

 

カナンとエジプトの激しい飢饉は続き、最初は蓄えでしのぎますが、それでも間に合わない場合は穀物の種を食べるようになります。
その後は持てる物全てを差し出して食糧を手に入れようとします。

 

 

 

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ファラオとの会見(創世記47章)

聖書の箇所は創世記47章1節から12節です。
●1節.ヨセフはファラオのところへ行き、「わたしの父と兄弟たちが、羊や牛をはじめ、すべての財産を携えて、カナン地方からやって来て、今、ゴシェンの地におります」と報告した。

 

ヨセフはファラオに、家族が来たことを報告しました。
その時、彼らが羊飼いであり、ゴシェンに住むことを告げました。

 

家族をゴシェンに住まわせることは事後報告です。
ということは、ゴシュンに家族を住まわせるのは、主の言葉であったのでしょう。

 

 

 

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ゴシエンでの再会(創世記46章)

聖書の箇所は創世記46章28節から34節です。
●28節.ヤコブは、ヨセフをゴシェンに連れて来るために、ユダを一足先にヨセフのところへ遣わした。そして一行はゴシェンの地に到着した。

 

ヨセフは、ヤコブ一族が寄留する地にゴシェンの地を選び(45章10節)、そこで羊飼いをさせ、信仰生活を守らせようとしています。
ヤコブはその場所の下見に、ユダを選んで先に遣わし、「そして一行はゴシェンの地に到着」しました。
なお、ゴシュンの地は、エジプトの中心地から相当離れていた(数百キロ)ようです。

 

●29節.ヨセフは車を用意させると、父イスラエルに会いにゴシェンへやって来た。ヨセフは父を見るやいなや、父の首に抱きつき、その首にすがったまま、しばらく泣き続けた。

 

 

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2024年7月 1日 (月)

ヤコブのエジプト下り(創世記46章)

聖書の箇所は創世記46章1節から27節です。
●1節.イスラエルは、一家を挙げて旅立った。そして、ベエル・シェバに着くと、父イサクの神にいけにえをささげた。

 

ヤコブすなわちイスラエルは、一家を上げてエジプトに旅立ちます。
そして、その途中にある、ペエル・シェバで祭壇を築いて父祖の神を礼拝しました。

 

ペエル・シェバは、祖父アブラハムがアビメレクの部下に井戸を奪われたことで、アビメレクと和解し契約を結び(21章25~31節)ました。

 

アブラハムはその際、アブラハムがその地に井戸を掘った証拠としてその地をペエル(井戸のこと)・シェバと名付けました。
ヤコブはそのペエル・シェバに祭壇を築いて父祖の神を礼拝したのです。

 

 

 

 

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ヨセフ、身を明かす(創世記45章)

聖書の箇所は創世記45章1節から28節です。
●1節.ヨセフは、そばで仕えている者の前で、もはや平静を装っていることができなくなり、「みんな、ここから出て行ってくれ」と叫んだ。

 

だれもそばにいなくなってから、ヨセフは兄弟たちに自分の身を明かした。
ヨセフは、兄たちに真実を明かすために、エジプトの役人たちを部屋から出しました。

 

そのうえでヨセフは「兄弟たちに自分の身を明かした。」のです。

 

●2節.ヨセフは、声をあげて泣いたので、エジプト人はそれを聞き、ファラオの宮廷にも伝わった。

 

ヨセフは、兄たちの目の前にいる自分が、かつてエジプトの奴隷として売られた兄弟ヨセフであることを話す前に感極まって「声をあげて泣いたので」す。

 

 

 

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