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2024年3月の記事

2024年3月26日 (火)

ラバンとの駆け引き(創世記30章)

聖書の箇所は、30章25節から36節です。
24節までは、ヤコブの子どもたちが、レアとラケルの姉妹によって生まれてきた経緯が記されていましたが、25節以降は、ヤコブの財産が叔父ラバンとの駆け引きの中でどのようにして増えていったかが記されています。

 

●25節.ラケルがヨセフを産んだころ、ヤコブはラバンに言った。「わたしを独り立ちさせて、生まれ故郷へ帰らせてください。
●26節.わたしは今まで、妻を得るためにあなたのところで働いてきたのですから、妻子と共に帰らせてください。あなたのために、わたしがどんなに尽くしてきたか、よくご存じのはずです。」

 

 

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2024年3月22日 (金)

ヤコブの子供(創世記29章)

聖書の箇所は、29章31節から30章24節です。
●31節.主は、レアが疎んじられているのを見て彼女の胎を開かれたが、ラケルには子供ができなかった。

 

ヤコブは姉妹である二人を妻に迎えましたが、妹ラケルを愛して、姉レアを疎んじていました。
主は、姉レアを憐れみ、多くの子供を与えます。

 

反対に妹ラケルは不妊の女で、子供はできませんでした。

 

 

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ヤコブの結婚(創世記29章)

聖書の箇所は、29章14節前半から30節です。
ヤコブは、母リベカの計らいで、兄エサウと父イサクを騙して、一つしかない主の祝福を自分のものとしてしまいました。
ところが、ヤコブが伯父ラバン(母リベカの兄)によって、騙されることになります。

 

それは、ヤコブはパダン・アラムの井戸で初めて出会ったラケルを「愛していたので」(29章18節)自分の妻にしようと、ラケルの父、すなわち母リベカの兄ラバンに7年間仕えました。

 

7年ですから、ヤコブのラケルに対する愛は実に健気でまた真実であったのでしょう。きっと、ひとめぼれであったのでしょう。
その愛は、どんな苦労も厭わない、7年という年月が「それはほんの数日のように思われた。」のです。(29章20節)
父ラバンは、もう一人の自分の娘(姉のレア)のことを大切に思っていました。

 

 

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2024年3月13日 (水)

ラバンの家に着く(創世記29章)

聖書の箇所は、29章1節から14節前半です。
●1節.ヤコブは旅を続けて、東方の人々の土地へ行った。

 

ヤコブは、イサクに「お前はカナンの娘の中から妻を迎えてはいけない。ここをたって、パダン・アラムのベトエルおじいさんの家に行き、そこでラバン伯父さんの娘の中から結婚相手を見つけなさい。」と命じられて旅に出ました。

 

生まれて初めての一人旅ですから、恐れと不安に心が裂けそうであったでしょう。
しかし今は、神と出会い、神の御心を知り、神の約束を得たので、勇気と自身に満ちていたことでしょう。

 

 

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エサウの別の妻・ヤコブの夢(創世記28章)

<エサウの別の妻>
聖書の箇所は、28章6節から9節です。
●6節.エサウは、イサクがヤコブを祝福し、パダン・アラムへ送り出し、そこから妻を迎えさせようとしたこと、しかも彼を祝福したとき、「カナンの娘の中から妻を迎えてはいけない」と命じたこと、
●7節.そして、ヤコブが父と母の命令に従ってパダン・アラムへ旅立ったことなどを知った。
●8節.エサウは、カナンの娘たちが父イサクの気に入らないことを知って、
●9節.イシュマエルのところへ行き、既にいる妻のほかにもう一人、アブラハムの息子イシュマエルの娘で、ネバヨトの妹に当たるマハラトを妻とした。

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2024年3月 3日 (日)

ヤコブの出発(創世記27章)

聖書の箇所は、27章46節から28章5節です。
●46節.リベカはイサクに言った。「わたしは、ヘト人の娘たちのことで、生きているのが嫌になりました。もしヤコブまでも、この土地の娘の中からあんなヘト人の娘をめとったら、わたしは生きているかいがありません。」

「ヘト人の娘たち」というのは、26章34節で出てきた兄エサウの妻たちのことでしょう。
ヘト人は、いわゆるヒッタイト人のことですが、イスラエル民族優越意識で、異民族ヘト人を排他的にとらえています。

母リベカは、「ヘト人の娘たちのことで、生きているのが嫌になりました。」というくらい、ヘト人を嫌っています。

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逃亡の勧め(創世記27章)

聖書の箇所は、27章41節から45節です。
エサウは、悲しかったでしょう。悔しかったでしょう。
エサウは、自分に祝福が与えられないことを悲しんだでしょう。

 

それは主に対し無関心であったこともあるでしょうが、彼が本当に欲しかったのは、主の祝福(カナンの地と子孫の繁栄)ではなく、自分の物質的な祝福であったのでしょう。

 

●41節.エサウは、父がヤコブを祝福したことを根に持って、ヤコブを憎むようになった。そして、心の中で言った。「父の喪の日も遠くない。そのときがきたら、必ず弟のヤコブを殺してやる。」

 

 

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悔しがるエサウ(創世記27章)

聖書の箇所は、27章30節から40節です。
●30節.イサクがヤコブを祝福し終えて、ヤコブが父イサクの前から立ち去るとすぐ、兄エサウが狩りから帰って来た。
●31節.彼もおいしい料理を作り、父のところへ持って来て言った。「わたしのお父さん。起きて、息子の獲物を食べてください。そして、あなた自身の祝福をわたしに与えてください。」
●32節.父イサクが、「お前は誰なのか」と聞くと、「わたしです。あなたの息子、長男のエサウです」と答えが返ってきた。
●33節.イサクは激しく体を震わせて言った。「では、あれは、一体誰だったのだ。さっき獲物を取ってわたしのところに持って来たのは。実は、お前が来る前にわたしはみんな食べて、彼を祝福してしまった。だから、彼が祝福されたものになっている。」

 

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