憤りの杯(51章)
聖書の箇所は、51章17節から23節です。
●17節.目覚めよ、目覚めよ/立ち上がれ、エルサレム。主の手から憤りの杯を飲み/よろめかす大杯を飲み干した都よ。
9節でエルサレムの残りの民が、主の御腕に向かって「奮い立て、奮い立て/力をまとえ、主の御腕よ。」と、叫んでいましたが、ここでは「目覚めよ、目覚めよ/立ち上がれ、エルサレム。」と、主が叫んでおられます。
このように主が叫んでおられるのは、エルサレムが、自分たちの置かれている状況をよく理解していなかったからでしょう。
それはどのような状況であったのかを見てみますと、「主の手から憤りの杯を飲み/よろめかす大杯を飲み干した都よ。」とありますから、これは、神のさばき、神の懲らしめのことを指している、つまり、バビロン捕囚のことでしょう。
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