ハバクク書前置き(ハバクク書を読む)
旧約聖書には、預言書は、大預言書が5、小預言書が12ありますが、ハバクク書は小預言書のひとつで、捕囚期前の預言書です。
ハバククはおそらくエルサレムの神殿に仕える職業的な預言者ではないかと思います。
ハバククは、「抱擁する、容認する」と言う意味で、南ユダ王国の預言者であると言うだけで、詳しいことはなにも分からないそうです。
ハバククが活躍した時代も分からないのですが、バビロニア・メデイア連合軍がアッシリア帝国の首都ニネベを陥落させた紀元前612年より以前で、南ユダ王国のヨシヤ王からエホヤキム王の間の時代ではとされています。
同時代の預言者は、ナホム・ゼバニア・エレミヤです。
他の預言者の預言は、神の言葉を神の民イスラエル、または敵に対して語ったものですが、ハバククは、神との対話を記録する形をとっています。
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