挨拶(1章)
聖書の箇所は、コロサイの信徒への手紙1章1節から2節です。
●1節.神の御心によってキリスト・イエスの使徒とされたパウロと兄弟テモテから、
●2節.コロサイにいる聖なる者たち、キリストに結ばれている忠実な兄弟たちへ。わたしたちの父である神からの恵みと平和が、あなたがたにあるように。
著者はコロサイの信徒あてに「パウロと兄弟テモテ」の名で、手紙の形式で書いています。
まず、挨拶ですが、パウロがいつも使う挨拶からこの手紙は始まっています。
コロサイという町は、小アジヤ地方にあり、エフェソの町の東側にあるそうです。
コロサイの集会は、エフェソでパウロと共に活動していたエパフラスという人によって建て上げられました(1章7節)。
パウロはこのコロサイの集会には一度も言ったことがないと言う説もあります。
この手紙は、パウロの弟子によって書かれたパウロの名による手紙だと書きましたが、パウロの弟子がパウロに代わってこのような手紙を書けると言うことは、その弟子は誰もが認める異論のないパウロの弟子であったのではないでしょうか。
同時に、すでにこの時には、パウロの権威は相当なものであったのでしょう。
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