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2019年1月 4日 (金)

アポロ、エフェソで宣教する

聖書の箇所は、使徒言行録18章24節から28節です。

パウロが立ち上げた教会は、エフェソ、アンティオキア、ガラテヤ、テサロニケ、 フィリピ、コリントなどですが、エフェソの教会はこの中でも中心的な存在であったのでしょう。

フィリピ、テサロニケ、コリント間はエーゲ海を挟んで、海運の便がよく片道二週間ほどで往復が出来たそうです。

パウロはエフェソ滞在中これらの諸教会と書簡とか使者などを派遣するとか訪問するなど、緊密な連絡を取りながら、自分が立ち上げた諸教会の信仰の確立につとめていたと言うことです。

なお、パウロの手紙のほとんどはエフェソで書かれています。


代表的な書簡がコリントの教会にあてられた第一の書簡と言うことです。

●24節.さて、アレクサンドリア生まれのユダヤ人で、聖書に詳しいアポロという雄弁家が、エフェソに来た。

●25節.彼は主の道を受け入れており、イエスのことについて熱心に語り、正確に教えていたが、ヨハネの洗礼しか知らなかった。

●26節.このアポロが会堂で大胆に教え始めた。これを聞いたプリスキラとアキラは、彼を招いて、もっと正確に神の道を説明した。

●27節.それから、アポロがアカイア州に渡ることを望んでいたので、兄弟たちはアポロを励まし、かの地の弟子たちに彼を歓迎してくれるようにと手紙を書いた。アポロはそこへ着くと、既に恵みによって信じていた人々を大いに助けた。

●28節.彼が聖書に基づいて、メシアはイエスであると公然と立証し、激しい語調でユダヤ人たちを説き伏せたからである。

エフェソにはすでにプリスキラ・アキラ夫妻の伝道によってキリストの福音を受け入れた人びとが生まれていたのでしょう。

パウロにとってエフェソは、これからのキリスト伝道の拠点として重要な位置を占めるようになるのですが、パウロのエフェソでの伝道は、おそらくこの夫妻の家に住み、この家を足場にして活動を開始したのでしょう。

このような状況から、エフェソの集会の基礎を築いたのはプリスキラ・アキラ夫妻だと推測されます。

アポロは、「アレクサンドリア生まれのユダヤ人で、聖書に詳しい雄弁家」(24節)でした。

この時代の聖書は「七十人訳ギリシア語聖書」です。

アポロは、ヘレニズム文化の中心地であるアレクサンドリアで育ったユダヤ人で、「聖書に詳しいアポロという雄弁家」と言われていましたから、聖書学者としての訓練も積んでいたのでしょう(24節)。

このアポロは各地で「イエスのことについて熱心に語り、「正確に教えていたがヨハネの洗礼しか知らなかった。」(25節)とされます。

そのアポロがエフェソにやって来て、「会堂で大胆に」(26節)イエスのことを教え始めます。

会堂に居合わせたプリスキラとアキラはアポロが語るのを聞き、彼を招き、「もっと正確に神の道を説明した」(26節)としています。

アポロの教えは正確であったけれども何か足りなかったのです。

それでは、プリスキラとアキラがもっと正確に教えようとしたのは何でしょうか。

アポロの教えに足りないものとは何かは何も書いていませんが、「彼はヨハネのバプテスマしか知らなかった」とわざわざ書いていますから、ヨハネは水によるバプテスマを授けましたが、もう一つ別のバプテスマである聖霊のバプテスマを知らなかったので、そのことを説明したのではないかと推測できます。

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コメント

いつもありがとうございます。素晴らしいブログを読ませていただけることに感謝いたします。このアクラとプリスキラというご夫婦は素晴らしいですね。アポロに助言、知識不足を指摘するとき、その場(会堂)で、つまり人前で指摘するのではなく家に招きしてきされています。謙遜さを見倣いたいと思いました。また不足していた点はあったにせよ知識に精通していたアポロが憤慨することなく受け入れより以上に力強く伝道に励んだ謙遜さにも励まされます。ところで、このご夫婦は聖書の数か所に登場されますが、この聖句を含め奥さんの方が先にお名前が出るのはどうしてでしょうかね?

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