復活の約束
ローマの信徒への手紙8章11節を読みます。
●11節.もし、イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。
キリスト者に対するイエスの「死ぬはずの体をも生かしてくださる」約束です。
この約束の根拠はどこから来るのでしょうか。
その約束は神から、そう、わたしたちの創造主である神がそのように約束されたからです。
神はイエスを死者たちの中から復活させてキリストとされましたが、それは同時にこのイエスの言葉を信じる者が復活のキリストに合わせられて生きるときに、その民を最終的に死者たちの中から復活させてご自身の栄光に与らせるという約束なのです。
この神の約束を信じない者たちに向かって使徒パウロは、「死者の復活がなければ、キリストも復活しなかったはずです。
そして、キリストが復活しなかったのなら、わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です。
更に、わたしたちは神の偽証人とさえ見なされます。なぜなら、もし、本当に死者が復活しないなら、復活しなかったはずのキリストを神が復活させたと言って、神に反して証しをしたことになるからです。」(コリントの信徒への手紙第一15章13節から15節)と言っています。
信じない人というのは、キリストの復活を目の当たりにしても、事実を目の前にしても信じないのです。心がかたくなになっているのでしょう。
パウロは神の御霊、聖霊が働いておられると言う現実を体験してその中で書いているのです。聖霊がパウロを信じる者にしてくださったのです。
その聖霊は、キリストを死者の中から復活させた方の霊であり、その聖霊と同じ霊がキリストを復活させたようにキリストにつながる者たちをも復活させてくださるのだと言っています。
« 神の栄光にあずかる希望 | トップページ | 信仰と希望と愛 »
「心に残る聖書の言葉」カテゴリの記事
- わたしたちは待っています(2017.08.16)
- 御子はその体である教会の頭(2017.08.15)
- 死者の中から復活(2017.08.12)
- 福音は愛の言葉(2017.08.10)
- あなたがたも生きることになる(2017.08.09)
コメント