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2014年11月16日 (日)

今の時を見分ける

ルカの福音書12章54節から56節

●54節.イエスはまた群衆にも言われた。「あなたがたは、雲が西に出るのを見るとすぐに、『にわか雨になる』と言う。実際そのとおりになる。

●55節.また、南風が吹いているのを見ると、『暑くなる』と言う。事実そうなる。

●56節.偽善者よ、このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。」       

人びとは雲の出方とか風の吹く方向を見て雨が降ることを知り、暑くなることを知ります。

そのように賢明であるのにどうして今の時を見分けることを知らないのかとイエスは群衆を見て嘆かれます。

この言葉をわたしたちに置き換えれば、わたしたちは時代の流れを判断することに賢明であるが、それは時代の流れの中で如何に自分がうまく立ち回ろうかを考えているからではないでしょうか。

時代の流れに合わせて、自己の損得ばかりに心を奪われているのは、それは人間だけを見て、自己中心に物事を判断しているからです。

それでは、今自分が置かれている時が、神の前でどのような時であるかを知ることができないのではないでしょうか。

この状態は、エデンの園で人類の父祖とされるアダムが、神の命令に反逆した時から続いています。

だから、今を生きる人間は、神から離反している状態が当たり前でそのことに何ら疑問を感じないのです。

今目に見える世界がすべてと思って生きているのです。浮世に目をとられて、真実は何かがわかっていないのです。

イエスを取り巻いている群衆は、神との関わりの中で自分がいる時を判断しようとしないのです。イエスはこのような人を偽善者と呼んでいます。

イエスが「・・どうして今の時を見分けることを知らないのか。」と言われるのは、身近にいてイエスが為される多くの力ある業(奇跡)を見ながら、イエスの中に神が働かれて業をなしておられることが見えない人々の不信仰を嘆いておられるのだと思います。

やがて、神のすべての約束と予言が成就する時がきます。

イエスがこの世に来られた時に、終わりに日(神の支配)が既に到来しているのですが、やがて、神のすべての約束と予言が成就する時がきます。

そのことが見える人と見えない人がいるのです。

イエスはヨハネの福音書20章29節で「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」と言われています。

福音は告知します。イエスの十字架と復活の出来事の中に神が最終的な人類救済の業を成し遂げられた、そう、「見よ、今は恵みの時、見よ、今は救いの日である」と。

今は誰でも、主イエス・キリストを信じることによって罪の赦しにあずかり、聖霊の賜物を受けることができるのです。聖霊によって神の子とされ、復活の生命に生きることができるのです。

しかし、今は救いに与る者は誰で、与れない者は誰なのか。またどのような裁きを受けるのかはわかりません。もしかしたら、すべての人が最終的に救われるかもしれません。

もちろん、キリスト教会に集っているクリスチャンも同じです。まだ、すべてが途上で未完成なのです。

どちらに選別されるかは隠されているが、隠されているものが顕にされる日がやがて来る。

その日には隠されていた神の子は復活し、救いの恩恵を拒んでいた者は、あらわになった自分の姿に自分で責任を取らなければならない。それが裁きです。

目的をもって創造された被造物であるわたしたちの宿命です。

今隠されて到来している終末(終わりの始まりは)は、やがて来る最終のカイロス、裁きの時に明らかになるのです。

イエスは、今の時を見分け、それに相応しい正しい選択をせよと言われた後、訴える者(神様のことでしょう)と途上で和解する必要を譬で語っておられます。

今の時に為すべきことは、キリストにおいて神が与えて下さっている和解を受け入れて、神のもとに帰ることなのです。

やがて裁きの時、最終のカイロスの時まで刑の執行を、裁きを猶予されているのです。だから、今は恵みの時なのです。

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