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2014年10月28日 (火)

知恵ある人の舌は癒す

箴言12章18節

●18節.軽率なひと言が剣のように刺すこともある。知恵ある人の舌は癒す。

人を生かすも殺すも言葉だとよく言われます。

軽率に発せられた一言が人の心を深く傷つける。友を失うならばまだよいが、その人を絶望に追いやり、自殺させることさえあります。

それに対して、理解と思いやりから発せられる言葉は、人の心の傷を癒やし、希望をもたせ、生きる勇気を与えることがあります。

自殺したいほどに追い詰められている人の話を聞き、伝える言葉がなくても心を寄せあえれば、あるいは自殺を思いとどまることもあります。

世に氾濫している情報を伝えるだけの言葉は、人を傷つけたり、殺したりしませんが、人の思いがこもった言葉は、その思いが強いほど人の心に影響を与えて、人を傷つけたり癒やしたり、殺したり生かしたりします。

そのような言葉は、時により、用い方によりそれを受ける者の人生を180度かえるほどの力を持つことがあります。

傷ついている人の心、苦しみ絶望している人の心に語りかけて、その人を慰め、力づけ、生きる希望と勇気を与える言葉を発することはどれほど難しいことか。

路上で死んでゆく貧しい人々に対しマザーテレサがかけられた言葉には、希望なき人々を慰め希望を与える力があったのでしょう。

そこにはキリストの愛があったからと言えるのではないでしょうか。

なぜならば、イエスは、わたしは貧しい人と共にいると言われているからです。

聖書は神様の思いがこもった言葉です。イエスの身に起こった出来事も語られた言葉にも神様の思いがこもっています。

この2000年間、そのイエスの言葉で苦しみから救われ、人生を変えられたと証言している人が数えきれないほどおられるのも事実です。

2000年前にこの地上に生きたイエスの言葉が、2000年後の今のわたしたちの中で生きているのです。

このように時代を超えてわたしたち一人ひとりの人生に大きな影響を及ぼすのは、まさしくイエスの言葉が、生きて働いている神の言葉だからと言えないでしょか。

イエスは昨日も今日も明日も生きておられるのです。

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